スチールシャフトドライバーは他のクラブとのバランスに悪影響は出ないのか検証しました!

スチールシャフトドライバーの重量バランスゴルフクラブ

こんにちは!

マイゴルフクラブの中島です。

スチールシャフトドライバーを販売しはじめて、

「とりあえず、OBはなくなった!」「ティーショットの不安がかなり軽くなった!」など、

うれしいお言葉をいただくことが多くなってきています。

その中で、ここ最近よく聞く質問が

「ドライバーが激重になったら、その他のセッティングも重くした方がいい?」

ということです。

たしかに、一般的なクラブセッティングで考えると、

『1番飛ぶクラブ(ドライバー)が1番軽くて、飛ばないクラブになるにつれて、重くする』

というのが定説だと思います。

私の見解を書かせていただきます。

ちなみに、

『スチールシャフトドライバーを打った後、重量帯別の7番アイアンを打ったデータ』

も取りました(笑)。

ご参考になれば幸いです。

スチールシャフトドライバーを入れた場合、他のクラブの重量バランスについて

まず、スチールシャフトドライバーの特徴は

『重量が重く、シャフトが短いので、ミートしやすいというメリット』

があります。

詳細が気になる方は下のブログをご覧ください。

スチールシャフトドライバーのブログ

重たいスチールシャフトドライバーを入れたときの重量バランスについてですが、

私は『あまり気にしなくてもいい』と考えています。

苦手を払拭させるクラブは別物という感じです。

プロギアさんから発売されている『Q』というフェアウェイウッド・ユーティリティをご存知でしょうか?

このモデルはコンセプトは

『ラフやフェアウェイバンカーなど、ちょっとでも遠くに飛ばす!』

という感じです。

メーカーさんのホームページを見ていて気付いたのですが、

『Qは窮地のきゅう』らしいです!

うまいですね(笑)。

なので、フレックス(硬さ)などのスペックが細かく設定されていません。

基本的にレギュラーのみで、特注でヘビーとライトがあります。

苦手を克服するクラブは別物という考えで、

クラブセッティングを考慮していないのだと思います。

スチールシャフトドライバーもこの別物理論が通用するのではないかと思います!

実際試打して検証してみました(笑)。

いろいろ考えるより、やってみようということで、データを取ってみました!

検証した内容は

『スチールシャフトドライバーを打った後に、7番アイアンを打って、データのばらつきを見る

『試打ヘッドはジオテックのGT-Fアイアン』

『ボールはブリヂストン ツアーBX』

『データ計測器はGトラック』

です。

アイアンの重量帯は3種類で

①フジクラ MCI60 フレックスR

②NSプロモーダス3 ツアー125 システム3 フレックスS

③フジクラ MCI90 フレックスS

です!

この3種類を選んだ理由は『純正カーボンシャフト』『重量級スチールシャフト』『私が使用しているシャフト』です!

試打者の腕前が不安材料です(笑)。

試打結果はこちら!

まずは①MCI60Rのデータからです。

赤文字はミスショットと感じたボールです。

ボールスピード打ち出し角バックスピン左右ブレキャリー
148215538右9157
246205848右9145
349214515左3165
447185688右8150
550214636左6167
649215209右7159
750195352左1165
MCI60Rデータ

私の技術では7番アイアンで左右10ヤードのブレは許容範囲内なので、

わりとまとまっていると思います。

振った感触はたしかに

『ドライバー重量が重たいことで、相対的にアイアンが軽く感じる』

ということはあると思います。

ただ、特別振りにくいかというと、まったくそんな感じはしないです。

続いて②のモーダス125Sです。

ボールスピード打ち出し角バックスピン左右ブレキャリー
148194517左5159
248213849左1168
347215352右4153
445172486左21141
545192208左13150
648213315左12166
747204874右15152
モーダス125Sデータ

振った感触は

『とにかく重たい!』

です。

単純にオーバースペックで振りにくいのだと思います(笑)。

データを取り終わった後に、どっと疲労感が出ました。

左右ブレもキャリーの飛距離差もバラつきがあるので、試打データもよくないですね。

最後にマイクラブで使用している③MCI90Sです!

ボールスピード打ち出し角バックスピン左右ブレキャリー
148203853左9165
247222848左2160
348213501左2170
448204335左9161
548225536右13155
648213504左18167
746223836左2158
MCI90Sデータ

マイクラブで振り慣れているだけあって、やっぱりこのシャフトが1番振りやすいです!

左に飛んでいるボールもありますが、

単純に良い当たりをする確率は1番高かった』

です!

もちろん、技術的な問題で当たる・当たらないの確率が7球以内で収束しないという問題もあると思います。

まとめ

結果『スチールシャフトドライバーは別物で他のクラブと重量バランスを気にしなくてもいい』と、私は思います。

今、使用されているアイアンで特に不満がなければ、そのまま使用していただいて大丈夫です。

ゴルフはミスが多いスポーツなので、ミスが起きると気になってしまうと思います。

とはいえ、重量バランスを最適にして、フィッティングで合っているシャフトを選んでも、

残念ながらミスは起きてしまうのです。

私は『気にしなくてもいい』と言いましたが、どうしても気になるようなら、

そこは『気にしてもらった方がいい』と思います。

なぜなら、そのときそのときプレーするのはあなた自身だからです!

ミスしたときに、後悔するのであれば、不安を払拭してからラウンドに挑む方がいいです。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。

スチールシャフトシリーズはおかげさまで、このブログ内で1番人気です!

次回は『短尺スチールシャフトフェアウェイウッド』を書こうと、

クラブを製作中です(笑)。

楽しみにお待ちくださいませ。

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