ツアーAD DI HYBRID 85Sでユーティリティの流れを最適化
こんにちは、マイゴルフクラブの中島です。
今回は、**テーラーメイド ステルスレスキュー(3番・4番・5番)**のリシャフトをご依頼いただきました。
ご依頼いただいたのは、中学2年生のジュニアゴルファーです。
ヘッドスピードは45〜46m/sほどあり、ドライバーは260ヤード前後飛ばす実力の持ち主です。
飛距離は十分出ているのですが、ユーティリティだけ純正カーボンシャフトを使用されていたため、今回はシャフトの流れを見直すことになりました。
ドライバーのシャフト選びからスタート
実は今回のリシャフトの前に、ドライバーのシャフトについてもご相談をいただいていました。
以前はVENTUS BLACK 6Sを使用されていましたが、
「少しハードすぎるかな…」
という印象があり、最終的にはツアーAD DI-6Sへ変更。
このシャフトが非常に振りやすく、タイミングも合わせやすくなりました。
さらにフェアウェイウッドもツアーAD DI-6Sを使用されていたため、
ユーティリティもその流れに合わせることをご提案しました。
なぜDI HYBRID 85Sなのか?
今回悩んだのは重量帯です。
候補は、
- DI HYBRID 75
- DI HYBRID 85
- DI HYBRID 95
でした。
現在使用されているアイアンはMODUS³ 105。
現状の重量フローを考えると、85g台がもっとも自然です。
また、今後アイアンをもう少し重いモデルへ変更した場合でも、そのまま使いやすい重量帯になるため、
DI HYBRID 85S
をご提案しました。
クラブは今だけではなく、「数年後まで使える流れ」を考えることも大切だと思っています。
リシャフト前スペック
| 番手 | 長さ | 総重量 | バランス | 振動数 |
|---|---|---|---|---|
| 3U | 40.25インチ | 337.6g | D0 | 267CPM |
| 4U | 39.75インチ | 350.0g | C9 | 277CPM |
| 5U | 39.25インチ | 354.2g | C9 | 286CPM |
※4番・5番ユーティリティのバランスが軽くなっていたのは、50g台のグリップへ交換されていたことが主な要因だと思われます。
パーツ重量
| 番手 | ヘッド重量 | シャフト重量(カット前) | シャフト重量(カット後) |
|---|---|---|---|
| 3U | 230.8g | 87.7g | 80.0g |
| 4U | 235.8g | 88.3g | 78.0g |
| 5U | 241.1g | 89.1g | 78.6g |
完成スペック
| 番手 | 長さ | 総重量 | バランス | 振動数 |
|---|---|---|---|---|
| 3U | 40.25インチ | 370.0g | D1 | 298CPM |
| 4U | 39.75インチ | 373.5g | D1 | 299CPM |
| 5U | 39.25インチ | 379.4g | D1 | 301CPM |
ユーティリティ3本ともバランスをD1に統一し、振動数も非常にきれいな流れで組み上がりました。
ジュニアだから軽いシャフトとは限らない
「ジュニアだから軽いシャフト」
というわけではありません。
今回のお客様のように、
ヘッドスピードや飛距離が十分にある場合は、体格やスイングに合わせた重量帯を選ぶことで、より安定したショットにつながります。
年齢ではなく、
スイングと将来性を考えてクラブを選ぶこと
が大切だと思っています。
まとめ
今回は、ドライバー・フェアウェイウッド・ユーティリティ・アイアンまでの流れを考えたリシャフトになりました。
クラブは1本だけを見るのではなく、セット全体の重量やタイミングが揃うことで、本来の性能を発揮しやすくなります。
ユーティリティが打ちにくい、タイミングが合わない、クラブの流れを見直したいという方は、ぜひお気軽にご相談ください。


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