こんにちは、マイゴルフクラブの中島です。
アイアン用カーボンシャフトの代名詞「MCI」が、2012年以来“13年ぶり”にモデルチェンジ。2025年7月10日に「New MCI」として発売されました。今回はフジクラ公式サイトの情報と、私自身が実際に試打した感想を交えて、新旧MCIの違いをわかりやすくまとめます。

1. 新旧MCIの主な違い
- 高スピン&究極の振り心地をテーマに刷新
- DHX(第2のバイアス層)追加でヘッドスピードアップをサポート
- 外径ギャップレス設計で番手間の握り感を統一
- ヒューマンテストでは、H/S・ダイナミックロフト・スピンロフト・バックスピン量が増加傾向
- スペック変化(例:90S)
- 重量:94g → 96g
- トルク:2.4° → 1.7°
- Butt径:15.20mm → 15.50mm
- Tip径:9.35mm → 9.05mm(40mm位置)
- 生産国:日本 → ベトナム
- 価格:税抜9,000円 → 税抜10,000円
(※旧MCIは#5基準、新MCIは#7基準での数値)
2. 実際に打ってみた感想(90S試打)
私自身、旧MCI(90S)を長く使ってきたので、新MCIを打ったときの正直な感覚をまとめます。
① バット側の太さと手元のフィーリング
- 握った瞬間に**「太いな」と実感できるくらいバット(グリップ)側が太い**。
- スペック上は0.3mmの差ですが、数値以上に“グリップとシャフトの境目あたり”がしっかりしている印象。
- 握った感じは旧モデルと比較して、右手部分が少し太く感じましたが、変わりすぎて違和感があるほどではなかったです。
- そのため「手元が硬くてボールが上がりやすい仕様なのかな」と思いましたが、実際に振ってみると意外と手元に“しなやかさ”もあり、タイミングが取りやすい。

バット側の太さ比較
② スピン量と方向性の変化
- フジクラがうたう通り、スピン量は確かに増えた感覚があります。
- それにもかかわらず、前モデルに比べると左に行きにくい(つかまりすぎない)。
- トルクが2.4°から1.7°へ下がった影響で、フェースのブレが減り、ライン出しの精度が上がったと感じました。

上が旧MCI90S、下がNEW MCI90S ボールはいずれもプロV1Xで試打。
3. まとめ|誰におすすめか?
- グリーンで止まる球を打ちたい人(スピン増加が有効)
- 左のミスを減らしたい人(トルク減で方向安定性UP)
- 番手ごとの握り感を揃えたい人(外径ギャップレス設計で一体感UP)
- スチールからカーボンに移行したい人(MCT®技術で重量・打感をスチール寄りに調整)
13年ぶりの刷新ということで、数字だけを見ると「硬そう」「スピンだけ増えるのかな」と思っていましたが、実際に打ってみるとしなりの良さと方向安定性を兼ね備えた進化系シャフトでした。
4. 価格とラインナップ
- 重量帯:50 / 60 / 70 / 80 / 90 / 100(各R・S)
- 価格:税抜10,000円(税込11,000円)工賃別
- 発売日:2025年7月10日
- 生産国:ベトナム(旧モデルは日本)
5. 最後に
新MCIは、単なる「後継モデル」ではなく、現代の低スピン環境に合わせて“止まる球”を実現する進化モデルだと実感しました。
旧MCIを愛用していたゴルファーも、これからカーボンに挑戦する人にも、ぜひ一度試打して体感してほしいシャフトです。


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