はじめに
ゴルフクラブの性能を左右する大きな要素のひとつが「バランス(重心の位置)」です。
ほんの数グラム違うだけで、スイングのリズムやショットの安定感が大きく変わってしまいます。
今回は、STMゴルフの「G-JACKシステム」 を実際に試打し、通常の G-JACK と、進化版の G-JACK PLUS を比較してみました。
さらに、私自身が感じた「振りやすさ」や、スチールシャフトドライバー派の方にとっても役立つ視点をご紹介いたします。
G-JACK / G-JACK PLUSとは?
STMの「G-JACK」は、グリップ内部にウェイトを入れて調整できるシステムです。
バランス(重心の位置)をグリップ側で変えられるので、従来の鉛テープやカウンターバランスよりも手軽にクラブチューニングができます。
- G-JACK(38g/口径M60)
→ 軽量設計で標準的な太さです。 - G-JACK PLUS(48g/口径M58)
→ 少し重めで太め、より安定感を求める方向けです。
スペックと仕組み
- 重量:38g(G-JACK)、48g(G-JACK PLUS)
- ウェイト:2g〜20gまで装着可能(別売)
- デザイン:カーボン調で滑りにくく、汗や雨の日でも安心
- 調整方法:グリップエンドからウェイトを付け替えるだけなので、とても簡単です
試打条件
- クラブヘッド:Titleist GT2
- シャフト:ジオテック プロトタイプ RF EVO 5SR
- ボール:Titleist Pro V1X
今回は「グリップだけを変える」ことで、重量やバランス(重心の位置)が弾道にどのように影響するのかを検証いたしました。
5球打って1番いいデータと1番悪いデータを削除して、残り3球の平均データを取っています。
G-JACK 試打データ
| ウェイト | 2g | 4g | 6g | 8g | 10g | 12g | 14g | 16g | 18g | 20g |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| HS (m/s) | 40.0 | 40.0 | 41.0 | 41.0 | 41.0 | 41.0 | 41.7 | 42.0 | 42.0 | 41.7 |
| キャリー (yd) | 186 | 190 | 200 | 201 | 200 | 207 | 211 | 209 | 209 | 211 |
| トータル (yd) | 201 | 208 | 216 | 216 | 214 | 222 | 224 | 224 | 224 | 226 |
G-JACK PLUS 試打データ
| ウェイト | 2g | 4g | 6g | 8g | 10g | 12g | 14g | 16g | 18g | 20g |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| HS (m/s) | 41.0 | 42.0 | 42.0 | 42.0 | 42.0 | 42.3 | 42.0 | 43.0 | 42.3 | 42.0 |
| キャリー (yd) | 206 | 212 | 213.5 | 212 | 218 | 213 | 219 | 219 | 217 | 221 |
| トータル (yd) | 222 | 227 | 229 | 227 | 232 | 228 | 234 | 235 | 231 | 236 |
実際に打ってみた感想
振りやすさについて
私の場合は G-JACK PLUSの方が、重さを増すほど振りやすく感じました。
特に 18g〜20g の重め設定ではスイング全体が安定して、飛距離アップにもつながったように思います。
逆に、2gのような軽い設定だと少し頼りなさを感じました。
なぜそう感じるのか考えてみると、私は普段から 短尺ドライバーを使用しているので、もともと グリップ側に重心がある状態でドライバーを振っています。
さらに、スチールシャフトドライバーもグリップ側に重心が寄るため、同じ原理で振りやすく感じていたんです。
つまり、スチールシャフトドライバーが合っていた方なら、このG-JACKシステムを使えば、カーボンシャフトの長いドライバーでも「スチールシャフトドライバーのような振り心地」で打てるかもしれない。
これはまさに「ミラクルなシステム」だと思います!
スチールシャフトドライバーとの関係性
スチールシャフトドライバーは「重さ」「振り応え」「安定感」で好む方が多いですが、どうしてもヘッドスピードが落ちたり、長尺クラブが使いにくくなったりするデメリットがあります。
そんな中で、G-JACKシステムはカーボンシャフトの長尺ドライバーでも、スチールシャフトドライバーに近い振り心地を再現できる可能性があります。
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個人差について
もちろん、これはあくまで私の感覚です。
グリップを重くするとクラブ全体も重くなるため、重くすると振りにくいと感じる方もいらっしゃると思います。
結局は「操縦量と振りやすさのバランス」を見つけることが大切だと感じました。
飛距離との関係
やはり「自分にとって振りやすい重さ」を見つけることが、飛距離アップの近道だと実感しました。
特にG-JACK PLUSでは、重めにした方が安定して飛距離が伸びる傾向が見られました。
まとめ
- G-JACK / G-JACK PLUS は、グリップ側で手軽に重量を調整できる優れたシステムです。
- データ上は、G-JACKは10g以降で飛距離が伸びる傾向、G-JACK PLUSは10g〜20gで安定して好結果を出しました。
- 私自身は「重めにするほど振りやすく、飛距離も伸びる」と感じましたが、これは人によって違うと思います。
- ぜひご自身に合ったウェイトを試して、最適なスイングバランスを見つけていただければと思います。
- 特に、スチールシャフトドライバーを好んで使ってきた方には試していただきたいシステムです。
- マイゴルフクラブではG-jackシステムのフィッティングを60分4,000円で行っております!ぜひ、気になる方はご予約・ご連絡お待ちしております!



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