こんにちは!
マイゴルフクラブの中島です!
今回はマーク金井さんもオススメしているスチールシャフトドライバーを作って、試打してみました!
アイアン用スチールシャフトでお馴染みの日本シャフト『NSプロ950DR』とマーク金井さん推奨の島田ゴルフ『K’s-FW』を比較してみました!
ドライバーが苦手すぎて悩んでいる方はぜひ、最後までご覧になってください!
時代に逆行!?スチールシャフトドライバーのメリットとは
近年、ゴルフクラブの軽量化の流れを受けて、ドライバーに限らず、フェアウェイウッドも『カーボンシャフトが当たり前』の時代になっています!
中古ショップでもスチールシャフトのドライバーやフェアウェイウッドを目にすることが減ってきているのではないでしょうか?
まずはスチールシャフトとカーボンシャフトのメリットを比べてみました!
スチールシャフトのメリット | カーボンシャフトメリット |
・シャフト重量が重たいので、短くすることによって、ミートしやすくなる | ・シャフト重量が軽いので、長くして最大飛距離を稼ぎやすい |
・クラブの総重量が重たいので、手打ち抑制につながる | ・さまざまなシャフトの種類から、スイングに合ったものを選べる |
・打ち出し角が低くなるので、曲がったときに早く地面に着弾する | ・打ち出し角が高くなるので、ヘッドスピードがあまり速くなくても、ボールが上がりやすい |
と、いった感じです!
ここで、クラブの長さと振り感の関係性をご説明します!
0.25インチ(6mmくらい)程度シャフトを短くすると、「ん?ちょっと軽くなった?」と感じるくらいなのですが、0.5インチ(13mmくらい)短くすると、明らかに振り感が変わります!
カーボンシャフトを短くしすぎると、「ヘッドの重さが全然感じられなくて、手打ちが悪化した!」なんてことも十分に考えられるので、注意が必要です!
スチールシャフトの場合、総重量が重たいので、長さを短くしても手打ちになりにくいです!
次に、スチールシャフトとカーボンシャフト(一般的なスペック)の比較です!
スチールシャフト | カーボンシャフト | |
長さ | 43.75インチ | 45.5~46インチ |
総重量 | 360g前後 | 280~320g |
カーボンシャフトのドライバーは最重量級でも、320g程度ですので、スチールシャフトの方が40gも重たくなります!
いよいよ試打データの公開です!
〇島田ゴルフ K’s-FW フレックスS
マーク金井さん推奨のスチールシャフトです!
試打したスカイトラックのデータがこちらです!
ヘッドスピード43m/sくらいで、キャリー223ヤード、トータル飛距離238ヤードでした!
距離が短いコースで、とにかくOBを警戒するのであれば、十分な飛距離だと思います!
〇日本シャフト NSプロ950DR フレックスS
『モーダス』や『NSプロ950シリーズ』など、『アイアンのスチールシャフトといえば、このメーカー!』と思う方も多いのではないでしょうか?
実はドライバー用のスチールシャフトも発売されています!
こちらがデータです!
ヘッドスピードとキャリーは同じくらいで、バックスピン量が少ない分、トータル飛距離が出ています!
ちなみに、こちらがカーボンシャフト(私が普段使用しているシャフト)で計測したデータです!
クラブの重量が軽いので、ヘッドスピードが上がり、飛距離は出ています!
スチールシャフトと比べて15ヤード飛んでいます!
試打して感じたこと
島田ゴルフのK’s-FWも、日本シャフトのNSプロ950DRも、カーボンシャフトのドライバーより、短いので、飛距離の差も左右の曲がりも安定感がありました!
カーボンシャフトはやはり当たれば飛びます!
下の画像は「43.75インチのスチールシャフトドライバー」と「46インチのカーボンシャフトドライバー」を5球ずつ打って、打点を比較したものです!
スチールシャフトの43.75インチドライバーはほとんど同じところに当たっています!
カーボンシャフトの46インチドライバーは恥ずかしくなるほど、芯を打点がバラバラです(笑)
島根県で1番ゴルフが下手なティーチングプロなので、ご容赦ください!
これだけ打点が変わると、最大飛距離から15ヤード飛ばないことも簡単に起こりそうですね!
「そんなに重たいクラブはもともと飛ばす人しか使えないでしょ!」と思われる方も多いと思います。
だが、しかし!
クラブ重量が重たいと「腕で振る(手打ち)」がむずかしくなって、自然と全身を使って、クラブを振るようになります!
目の前に、本がびっしり詰まったダンボールがあったら、手だけで持ち上げるのではなく、膝を曲げて、腰を落として、全身で持ち上げようとしますよね!
ゴルフクラブも軽いから腕だけで扱ってしまって、ヘッドスピードがあまり出ないという方が多いと感じます。
練習用に!スコア重視のゴルフに!ぜひ、スチールシャフトドライバーをお試しください!
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スリーブ付きスチールシャフト NSプロ950DR K’s-FW をメルカリショップで販売しています!
気になる方はぜひ、ご覧になって下さい!
それでは、また次回にお会いしましょう!
コメント
昨年末に購入させていただいた者です。
カーボンと違い、曲がりにくくOBがなくなりました。
70台で回るプロのようなゴルファーからは批判されましたが、月1ラウンドが難しい子育てリーマンからすれば常にFWにのってくれるありがたいシャフトです。
460ccのヘッドが大きく感じ、少し小さい方がいいのかなと最近思い始めました。
今後もよろしくお願いします。
けんしろう4403 様
コメントいただきまして、ありがとうございます!
おっしゃる通り、スチールシャフトドライバーは練習やラウンドに時間をかけられない方の味方になってくれると思います。
スチールシャフトでドライバーの自信が持てれば、カーボンシャフトに移行するきっかけになってくれるとも思います!
テーラーメイドやキャロウェイのミニドライバー、テーラーメイド M5ツアーなど、小さめヘッドに装着されている方も多いです。
ボールが上がりやすい方にとってはヘッドが小さめな方がコントロールしやすいのかと思います。
貴重なご意見・ご感想をいただきまして、心から感謝いたします!
今後とも、引き続きよろしくお願いいたします。
ドライバーが苦手で、短尺スチールドライバーを作りました。
左右の曲がりも少なくなり、初めてOBの無いラウンドが出来ました。
ドライバーの総重量が重たくなりましたが、その他のクラブとのバランスは気にしなくても良いものでしょうか?
100前後のエンジョイゴルファーです。
お気楽ゴルファー 様
コメントいだだきまして、ありがとうございます!
短尺スチールシャフトドライバーにすると、結果も気持ちも安定しますよね。
ご質問いただいた『他のクラブとのバランスについて』ですが、私もスチールシャフトドライバーをコースで使っていたときに気になっていました!
人によって、合う・合わないがあると思うので、一概には言えないと思いますが、私の経験則でお答えさせていただきます。
スチールシャフトドライバーを使用すると、相対的に他のクラブが軽く感じる方が多いと思います。
私も軽く感じたので、全体的にアイアンのシャフトの重量を上げてみたのですが、単純にしんどくなりました(笑)。
私個人の考え方では『苦手を払拭するためのクラブは別物』という考え方で問題ないのかなと思います。
ボールが上がるかどうかによっても変わってくるのですが、フェアウェイウッドやユーティリティも苦手意識があれば、短尺スチールシャフトにする選択肢もありだと思います!
その場合は今使用されているクラブセッティングの中で、1番ロフト角が立ったクラブをスチールシャフトにすると、ボールが上がらない可能性があるので、ご注意ください。
(フェアウェイウッドを3番と5番を入れている場合は5番でお試しされるのが無難です。)
文章がまとまっているかどうか不安ですが、ご参考になれば幸いです!
ご不明なことなどありましたら、お気軽にご相談ください。
ご丁寧な対応をして頂き、感謝申し上げます。
『苦手を払拭するためのクラブは別物』・・・を自分に言い聞かせ頑張ってみます。
ウッド系に疑問が出るようでしたら、相談させてください。
この度は、大変ご親切に有難う御座いました。
お気楽ゴルファー 様
こちらこそ、コメントいただきましてありがとうございます!
みなさんからご質問をいただくことで、私自身の経験値がアップして、ブログも盛り上がっていってほしいなと思っております。
お悩みのご相談もうれしいご報告も、お気軽にコメントしてください!