今回は工房作業の依頼です。
気になる方も多いと思うので、ブログに載せさせて頂きます。
ベンタスブラック5Xを1インチチップカットすると、どうなるのか・・・
気になりますよね!
ということで、数値で検証してみました。
チップカット前の振動数
ヘッドはステルスプラス2で、長さは45.25インチです。
振動数は273cpmでした。
チップカット後の振動数は!?
まさかの273cpmです・・・。
なぜ変わらない??
と、しばらく思考が停止しました。
おそらく、1インチチップカットして、バット側に1インチ継いだことが影響しているのかと・・・。
シャフトの硬さだけではなく、長さやバランスでも影響が出てきます。
他の要因を調べてみたところ、
『0.5インチと1インチではそんなに振動数で差が出ない』
とのことです。
あとはベンタスブラック自体が全体的にかなり硬いシャフトなので、
先端をカットしても、あまり変わらないのか・・・?
という感じです。
追記
おそらくインチアップしたことが『振動数に変化がない』1番の要因かと思います。
新品のシャフトを0.5インチチップカットすると振動数は5cpm前後多くなるので、
『先端をカットしても、あまり変わらない』ことはないです。
訂正させていただきます。
でも、ちゃんと硬い!!
振動数では変わらなかったですが、振ってみると、しっかり硬くなっている感じはありました!
チップカットしたお客さんに確認したところ、
「ちゃんと硬くなっている」「左へのミスが減った」
ということでした。
振動数はあくまでも目安ということを再確認したクラフトでした。
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